4月27日キッズファクトリー「柏餅」

柏餅がなんで柏餅なのか。当たり前のように食べている私達はそんなこと疑問にも思っていませんが。
子どもたちは違います。
「柏餅知ってる人」これはだいたい知っている。
材料確認で柏の葉を手に取ってもらいます。
「これなに?」

「・・・・・・・?」
ほぼ全員が首をかしげる。

柏餅=柏の葉で包まれているお餅。そういえばいつこの事実を知ったのだろうかと自問しました。子どもからいろいろ学びます。

新年度になって高学年の子たちがおやつファクトリー(中学生・高校生のお菓子教室)に進級したため、キッズファクトリーは一気に低年齢化。

第4土曜日も2年生や3年生が多いのですが、力の要る餅の捏ね、このクラスが一番時間がかかりませんでした。男の子がいるからかな。

濡れた布巾で包みながら熱い餅を捏ねていきます。結構力が要るのです。でもみんな黙々とやっちゃいますよ。

昨日ミサリングファクトリーOG会をやったのですが、その中で、
「(ミサリングファクトリーは)これ、やってみな。」って普通に言うので、(あ、じゃあやってみよう)って思ってやってみてできた。この経験が大きいという話が出ました。
子供を信頼してやらせてくれる、それってわたしは当たり前のことだと思っているんだけど、「そういう当たり前の環境がないんです。」とのことでした。

餅こねるの大変だから、その工程ははしょるか、とかはうちの場合ないんです。だって子どもなんでもできるからな〜。

できたての柏餅。

準備も片付けも。最初からどんどんできる子はいないけど、徐々にできるようになっていきます。小さな成功体験がいっぱいなのです。
たくさんの「できた!」を経験してほしいと思ってます。