パティシエールになりたい女の子たちへ│お菓子教室の日々

こんにちは、横浜のお菓子教室ミサリングファクトリー松本です。
子どもお菓子教室を地区センターでやっていた時代から通っている子たちが、
そろそろ高校も卒業という年齢になってきました。
進路はやはりパティシエになるために専門学校という子もいます。
小学生くらいだと「そうねー、いいねー」で済むのですが、具体的な進路となるとやはり客観的な判断が必要です。向かない子もいます。
しかし、今高校2年生のふたりは、性格的にも向いているのかなーという感じ。進路について真剣に考えていて、学校見学などにも熱心に行っているので、好きな世界にチャレンジして頑張ってみて欲しいと思います。
Niftyのココログにとてもいい記事があるので、パティシエ志望の多くの方にぜひ読んで頂きたくリンクをご紹介しておきますね。
「一年で最も忙しいクリスマス前のパティシエを密着取材した。」
クリスマス時期のイル・プルーの一日が、かなり詳細に紹介されています。私もスタジオオープン前に研修に入りましたが、パティシエってほんとーーにきつい仕事です。12時間勤務当たり前、休み少ない。給料安い。日の当たらない工場内で日が出る前から日が暮れるまで働くのだから労働環境もけっして良いとは言えません。こういうところで何年も修行して初めて一人前ですが、きつくてすぐに辞めてしまう子が多いのです。女の子なら特に、おしゃれして友達と遊びに行ったりデートしたり、そういうことをしたい20代の時期に毎日工場です。世間が休みの日が忙しい業界ですから土日祝祭日休めません。私も”夢はケーキ屋さん”の女の子でしたが、当時は今よりもっと男性社会。専門学校時代に「自分には無理」と思い諦めました(へたれ)。

キッチンスタジオ◆横浜ミサリングファクトリー-パティシエール

これをやる覚悟のある子だけパティシエを目指して下さい。
お菓子作りが好き、だけでは通用しない世界です。