■教室開講☆誤解を作らないために
こんにちは、横浜のお菓子教室ミサリングファクトリー松本です。
今年初☆教室開業のヒントをお送りします。
開業を目指す皆さんに私がいつもお伝えすることのひとつに「情報を出来るだけ詳細に」ということがあります。
「いつ」
「どこで」
「価格」
「所要時間」
「製作するお菓子のボリューム」
などなど。
詳しく書けば書くほど生徒さんは検討しやすく、申し込みに繋がる率がアップします。そしてもうひとつの理由が「誤解をなくすため」です。
相手に伝わらなかったがために、レッスンが不満足なものに終ってしまったこんなケースをご紹介しますね。
単発のアイシングクッキーのレッスンに八王子の方からお申し込みがあり、ずいぶん遠いところから来てくださるんだな、と思いました。(片道2時間くらいはかかるのではないかと思います。)
当日「電車を乗り間違えてしまって遅れます。」というお電話をいただきました。他の生徒さんもいらっしゃいますから、遅刻の方がいてもレッスンは時間通りに始まります。この日はアイシングクッキーだったので、いらしたらぱぱっと説明をしてあとは自由にやって頂けばOKと思ったのですが…。
30分以上遅れて到着された生徒さんは小学生の女の子が一緒でした。そしてレッスンを受けるのはお子さんの方だとおっしゃいます。
アイシングクッキーは一応4年生から参加OKですが、子どもと大人では同じようにはできません。そのため、お申し込みの時に参加者がお子さんの場合はその旨ご記入いただくよう書いてあります。お母さんは読み落されていたのです。
小学生が30分以上の遅刻で、説明も聞かないままやるというのはなかなか厳しいです。私もとても困りました。でも、やるしかないので簡単に説明をしてやってもらいました。遅刻した方のために他の方に支障を来すことは避けなければいけません。とはいえせっかく来てくれたので、なるべく満足してもらえるようにしたいと思い、限られた時間の中で精一杯の対応をしました。
なんとかレッスンが終わり、試食の時に「楽しかった?」と聞いたら、その子は「うーん」と首を傾げていました。残念。
おそらくこんなことだったのだと思います。
女の子はお菓子教室に参加したかったのです。
ネットでお母さんがミサリングファクトリーを見つけてくれました。
「小学生の教室があるよ。ちょっと遠いけど行ってみようか。」
単発で参加できるレッスンがあったので、
お母さんはレッスンの詳細をよく見ないまま申し込みました。(アイシングクッキーのレッスンはアイシングのテクニックをお伝えするレッスンでクッキーは作りません。)
女の子は「お菓子教室でクッキーが作れる」と思い、楽しみにしていたでしょう。
不慣れな遠い場所、さらに電車にも乗り間違えてしまい、ぐったりしながらやっと着いたのに、来てみたらただクッキーに絵を描くだけでした。さらに十分な説明も無いままいきなりやって下さいと言われて…。
思い描いていたものと全然違い、楽しみにしていた分かなりがっかりしてしまったのではないかと思います。
わざわざ遠くから来てくれたのに本当に残念でした。
これは正直私にはどうにも防ぎようがなかったと思っていますが、
分かりやすくレッスン情報を書くことで、
ミスマッチによる誤解を少しでも減らすことの大切さを改めて考えさせられる一件でした。
生徒さんの立場で自分の書いた情報を時々見直してみましょう。
お友達にチェックしてもらうのもいいですね。
「ここは分かり辛いかも…」なんてことが結構見つかるものですよ。
【教室開業のヒント】読んでね♪
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