6月4日フランス菓子研究所「エルブ・ド・プロヴァンスとチーズのシフォンケーキ、パレ・コンゴレ」

シフォンケーキレッスン2日目です。​

先にパレ・コンゴレを作るのは焼き上がって冷ましたパレ・コンゴレにホワイトチョコレートをぬる作業があるからです。焼くのは7−8分なので出来上がってシフォンケーキを作っている間に冷まします。ホワイトチョコレートをぬって冷やし固めたところをいただきます。…今日は試食し忘れました。笑 持ち帰りね。

セルクルがないので手作りの型を使っていますがこれがなかなか。昨日よりは効率よく作れました。きれいにのばさなくても焼いている間に流れていくので時間をかけずにぱぱっと。


そしてシフォンケーキです。イル・プルー・シュル・ラ・セーヌのシフォンケーキはグルテンを出さず卵の力で膨らまします。水様化卵白でないときれいに膨らまないので誰でも手軽に作れるというものではなく、独特ですね。でも本当においしい。今日はシフォンケーキが好きではないというみほさんが「おいしい!」と言ってたのでとても嬉しかったです。

さてパレ・コンゴレ。牛乳パックで作った型を最後のレッスンまで使いたいのですが、外す時にたくさん型の方に生地がついてしまい、そのあとの掃除が大変でした。今日は「試しに冷めてから外してみよう」と固まってから外してみました。これ、正解。ちょっと固いので割れる危険もなくはないですがこんな風(手前の2枚と後ろの2枚を比べてみて)に外れました。形もきれいだし型の方につく生地も少ないので掃除も楽でした。明日からはこの方法で。

 

シフォン寝てます。後ろにあるのは先月のキッズファクトリーで作ったはちみつのシフォンケーキ。大きな穴が空いています。これにはわけがあって、シフォンケーキはデモが長いのですが、子どもたち、退屈なのを一生懸命我慢しているので、こちらも焦るわけです。そうなるとこういうことが起きるんですね。慌てるとろくなことがない。笑

こういう大きな穴はだめですが、シフォンケーキもスポンジケーキも穴が揃っていなくてはいけないということはないというのがイル・プルー・シュル・ラ・セーヌ流です。高さがグンと高さがあるシフォンケーキは小麦粉のグルテン(パンみたいなものですね。)の力です。独特の捏ねた味がするのですが、イル・プルー・シュル・ラ・セーヌのシフォンケーキは卵の力でふくらませるのでまったく味が違います。今日久しぶりにプレーンを食べたけどやっぱりおいしいな。

パレ・コンゴレの裏にイヴォワール(ホワイトチョコ)をぬったところ。これを冷蔵庫で冷やし固めます。こちらも簡単だけどとてもおいしい一品です。

 

 

​明日もお待ちしています。

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