お菓子の材料、見直しについて

ミサリングファクトリーでは確かな材料を使うことを基本としています。

卵、牛乳、フルーツ、野菜、生鮮食品などは生活クラブ生協
生クリームはタカナシ乳業

リキュール類はイル・プルー・シュル・ラ・セーヌ
チョコレートはフランス菓子研究所はイル・プルー・シュル・ラ・セーヌ、キッズ、おやつファクトリーは大東カカオのスイートチョコ。

ナッツ類は問屋さんから仕入れています。フランス菓子研究所で使うナッツはイル・プルーのものを使っていましたが、あまりにも値段が高くなりすぎて問屋仕入に変更しているものもあります。


薄力粉については、内麦ゴールドという九州産小麦をずっと使っていました。しかし
これもずっと取引していた問屋さんから取引ができなくなったと言われ、今は富澤商店やcottaでドルチェ(北海道産小麦)を購入しています。

お菓子教室で使う材料の量というのは家庭で使うよりは多くても、業者取引をするには少ないのです。10年前からずっと取引をしてくれた問屋さんが数件、最近、取引高が少ないことから取引をしてくれなくなっててしまいました。それは仕方ないのです。どこも厳しいですから効率を考えるのは当然ですね。

なのでミサリングファクトリーとしては皆さんと同じ、富澤商店やcottaなど製菓材料のお店で買うのですが、問屋さんに比べるとやはり割高です。2019年5月から会費の値上げをすることにしたのはこういった経緯からです。

材料費が割高になったので、もう少し考えてみることにしました。

今まで25kg、30kgで買っていた薄力粉やグラニュー糖。
富澤やcottaだと、ロットが1kg、2.5kg(または3kg)の次が25kgなのです。
2.5kgや3kgは少ないのだけど25kgは多すぎる。この間ってないんですよね。もちろん小ロットのほうが割高です。教室ではさすがにもう少し多く使いますから1kgをちまちま買うのは大変。
そしたら5kgや10kgで買える問屋さん「粉やの息子」を発見しました。これなら小ロットで買うのとそう変わらない値段で全粒粉やてんさい糖、きび砂糖を手に入れることができそうです。どちらにしても材料費はあがるのですが、それならより身体に優しい粉や砂糖を使っていきます。むしろ一歩前へ、ですね。


今後、おやつファクトリー、キッズファクトリーの基本の粉は内麦ゴールド(薄力粉)+国産全粒粉、砂糖はてんさい糖またはきび砂糖でいこうと思います。(メニューによっては100%薄力粉、グラニュー糖の場合もあります。)

フランス菓子研究所については今までどおりです。

18年も続けていると今までどおりにいかないこともたくさん出てきます。社会の変化に合わせて柔軟に対応すること、そしてより良く方向へ変化していくことが大切ですね。

お菓子教室以外のなにか。そんなことになっていくこともあるかも、そんなことまで考えている最近です。

おやつファクトリー会員募集