3月24日キッズファクトリープチ「苺とホワイトチョコのババロア」
毎月最後のレッスンはキッズファクトリープチ(未就学〜小学1年生の親子レッスン)。
元気にやってきたかと思うと突然眠くなったり、すべてが自由。
小さなうちはできないことがいっぱい。してはいけないこともいっぱいします。
でもそれ全部言ってもなかなか伝わらないので、お菓子教室の中ではあまり言わなくていいかなと思います。
お母さんは、きちんとさせなければという気持ちが働くので「○○をちゃんとして」「○○しちゃだめよ」と声がけをしますが、一旦そういうのを止めてみるとおもしろいことがわかります。
「ババロアを食べるので小さいスプーンを出してください」と言うと、ひかやくんは小さいスプーンを、さきちゃんは大きなスプーンを手に取りました。
そして「いくつ必要かな?」と次の課題。
ひかや君は「小さいスプーンだ」と、さきちゃんの大きいスプーンを戻させようとし、「数は4つだ」と言いながらもたくさんのスプーンを手に持ったりと、ふたりでしばらくやりあっていました。
今日は時間の余裕があったので好きにさせて黙ってみていたのですが、最後はふたりでたくさんの大きなスプーンを運んできました。あんなに大きいスプーンは違う!と主張していたひかや君、さらに「4つ」と認識していたのに「そうなるかー。」とお母さんたちも大笑い。
でも”自分たちで決めること”ができました。
そしてもう一度「小さいスプーンを出してください」と声がけでやり直し。
今度はちゃんと小さいスプーンを4つ用意することができました。
さきちゃんは、自分は小さいスプーンだけれども、お母さん(たち)は大人だから大きいスプーンと思ったようです。なるほどでしょ。
「ババロアが小さいからお母さんも小さいスプーンでいいんだよ」と言うと納得。
最初は好きにやらせてみる。
その後それは違うよと教えて修正させる。
こういうゆとりの時間があるといいですね〜。なかなか普段はできないけれども。
大人も、(その子が)どうしてそうしたのか、発見できます。まったくわからない行動もあるけどそれはそれでおもしろい。
お片付けの時も、少し前は言っても全然通じなかったりしていたのが、今月はだいぶ理解し行動してくれていて成長を感じました。今日はとても嬉しいプチのレッスンでした。
さて、今月の苺とホワイトチョコのババロアでは、「てんさい糖」のグラニュー糖を使い、お砂糖の味比べもしました。
違いがわかる子、わからない子、様々でしたが、みんなお砂糖をなめるのを大喜びしていました。笑
今後のレッスンのグラニュー糖は、ゆるやかに糖が吸収されるてんさい糖を使っていく予定です。