自分の軸を持つためにしている3つのこと -30daysblog・day12
毎年八ヶ岳へリトリートに行くのだけれども、2年前に井戸尻考古学館から縄文の里を見渡しながら、師匠に「なにかあった時はこの風景を思い浮かべるといいですよ。」と言われました。
5000年以上戦争がなかった縄文時代。争う理由がなかった時代。人と自然が共存し、多様性が尊重されていた時代。わたしたちのDNAにはちゃんと記憶されているので自分軸をここにおくと、心穏やかに暮らせるはず、…はずなんですけどね。そうもいかないこともいろいろ起こります。そういう時に縄文の風景を思い出して心を鎮めること。
これがわたしの自分軸その1です。
もうひとつは食の軸。食べることの大切さはよくわかっているのに、料理にはあまり興味がなくて、ご飯を作るのはいつも面倒くさい。おざなりな食事をしてしまうこともしばしば。
そんな自分のために「稲村ヶ崎 虹(こう)」さんに行きます。
細部まで丁寧に作られた皿、日本の季節を感じる室内のしつらえ。背中をピンとして、ちゃんと味わうと、日本人であるということが嬉しいそんな気持ちになります。これは、ただ食事を楽しむのとは違う大切な時間です。(そして格別に美味しいですから!)
もうひとつはヨガと瞑想。瞑想は朝時間。その日によって自分の状態が違うことがわかります。落ち着いてじっくり座っていられる時、不安でざわついている時、前向きな気持ちになっている時、瞑想をはじめて、日によってこんなに違うんだなと知りました。意外に自分のことってわからないというけれど、今自分がどんな状態なのかを知ることができます。ちなみにヨガは自分の身体の状態がわかります。今日はふくらはぎが張っているとか、背中がいつもより痛いとか。
自分はどういうありたいかが自分軸。そのためには自分が今どういう状態かを知ること。それから自分らしい身体の状態、心の状態を作れるよう日々心がけたいと思います。