8月のフランス菓子研究所 キッシュ・ロレーヌ(ちかレポ)

トゥレトゥールって言うとやたらかっこいいですが、日本語ですと惣菜なんて渋い表記をされてしまうものです。お菓子屋さんの作るお菜のことで、たぶん代表格がこの「キッシュ」ですよね。今回はベーコンとハムがざくざく入った「キッシュ・ロレーヌ」を作りました。

以前作ったときに、チーズの入った生地をのすのが硬くて大変だったように記憶していますが、今回そうでもなかったのは、一晩寝かせていないショートスリーパーなやつだったからでしょうか。または、わたしのパワーが、いや体重がアップしたからか。それとも気温かなあ。前は秋に作った気がする。

そして二回目なのに、ベーコンのスライスをちょっと間違える。やけに厚いのをじっくり片面一回焼きしてたら、先生に「バーベキューみたいねー」と。このベーコンは舞岡屋さんのとても美味しいものです。まさに先月、友達がでかい塊持ってきてくれたので、超特大カットで焚き火で炙って食べたばかり。あの時の野性が狂気する美味しさと、今回の心のすみずみに行き渡る美味しさと、どっちもたまりません。

今回はメンバーの方がワクチン接種後少しだるいとのことで、元こども会員だったお嬢さんが代打でした。試食のとき先生から「お母さんおうちでレッスン楽しいって言ってる?」と聞かれて「よく注意されると言ってます。」ですって。その質問、よくこども会員の保護者に聞くやつですよね。ちょっと面白かったです。そうそう、彼女は「関西人の母を持つこどもの会」の会員です。その話以前どこかで書いたような。まあニュアンスとしては被害者の集い的なものですね。関西の方に限りませんが、電車の中でお子さんに話しかけるときは、適度なボリュームに気を付けましょう。車両の中でお子さんがちょっと離れて立ちはじめたら、要注意です。

そういえばわたしも娘に代打頼んだり、娘の代打したりで、ミサリングはファミリーで関わってるところなのでした。ひとりっこの娘にとっては何人も素敵なお姉さんができたところでもあります。そういう場所があることは本当にラッキーだと改めて思いました。

さて、ミサリング認定「世界でいちばん美味しいキッシュ」、友達と密回避しながら食べました。喜んでもらえて良かった。

たくさんの友達と集まって美味しいもの食べまくるイベント、そろそろやりたい。世の中がはやく落ち着きますように。(坂本 知香)

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