お菓子を作る中学生、高校生(小学校高学年も) 浮島編(ちかレポ)
浮島は蒸して作る和菓子です。
お教室にあるセイロに
ちょうど入る大きさの型を
牛乳パックで作ります。
見本を見ながら定規で線を引き
はさみでちょきちょき。
簡単なようですが苦手な子もいて
いろんな事件が起きている模様。
早めに仕上げたSちゃんが
作業台に手をついてストレッチ。
聞けば、午前中はがっつり
部活してきたんだって。
吹奏楽部でトロンボーン吹いてるそうで
「ボーンって管に目印ないよね
どうやって音程合わせるの?」
って聞いたら
「一回チューニングしたら
あとは勘で」と。
色々鍛えられそうですね。
白餡の生地を作ったら二分割して
まず半分を白いまま蒸し
甘納豆を散らしてから
今度は抹茶を混ぜた
緑色の生地を流して蒸します。
五人の進度に合わせて
火を使うのが慌ただしく
ちょっとドキドキ。
おやつファクトリーに進級して
まだ二回目くらいの小学生二人
道具の使い方から指導が入ります。
ボウルのふちを汚さないこと
ゴムべらの向きや握り方を
正しくすること
むやみにボウルにゴムべらを
たたきつけて生地を落とそうと
しないこと、などなど。
慣れてないお子さんがよくやるのは
くっついてるべたべた生地を
落とそうとして
ゴムべらをぶんぶん振ることです。
気持ちはわかりますけど
それは無理なので
落ちませんよと言うのですが
やはりぶんぶん振るのです。
でも、いつかはお姉さんたちのように
素晴らしくきちんとできるように
なるのです。
これはミサリングファクトリーの
場の力だと思います。
蒸しあがった浮島をカットして
きれいな市松模様に並べて
自作の型に入れてお持ち帰り。
みなさん、おつかれさまでした。
(坂本 知香)