きれいに出来ると気持ちがいい!フランス菓子教室「ミルティフリュイ」

こんばんは、横浜のお菓子教室ミサリングファクトリー松本です。

上の写真はビスキュイを混ぜている途中のものです。上手に出来た時の生地の美しさはたまりません。お菓子作りをする人にしか分からない萌え画像。これをFBにアップしたらうちの生徒さんたちが大反応してました。分かりあえる仲間がいるって素敵☆

さて、先週に引き続き、フランス菓子教室ステップアップコースのレッスン「ミルティフリュイ」が続きます。
ステップアップコースは、ベーシックコースを修了し、引き続き通って下さる方のクラスです。
なのでミサリングファクトリーでは一番高い技術レベルのクラスになります。

ステップアップコースの方、と言っても7年通っていらっしゃる方と最近ステップアップコースに上がられた方では当然技術レベルが違います。こうしてたくさんの生徒さんを見ているとその差が何なのかがよく分かってきます。
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上手な人は動きに無駄がありません。ほんの少しのことなのですが、例えばホイッパーのワイヤーについた生地をきれいに取るとか、ボウルからボウルへ生地を移動するとか、そういう時の道具の使い方です。慣れない人だと3回も4回も手を動かすところを1回で出来るというような感じ。また、道具を置く位置も重要です。移動距離がほんの数センチの差であっても、工数が多い作業では差が出てきます。こういったことを理解し無駄な動作や小さな距離移動の効率の積み重ねが作業時間の差です。速く作っているわけではないんですね。「迷いがない。」と表現されます。これは子どもたちも同じです。

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そのレベルに達するにはどうしたらいいかというと、とにかくたくさん作ること、少し難しい技術のものを作ること、それから意識して作ること、そんなところでしょうか。製菓に限らずどんなものでも技術を身に付けるとはそういうことなのだと思います。

なので、私はちょっとした道具の持ち方、使い方、作業位置をうるさく指導をします。最初は辛いかもしれませんが、上手になると気持ちいいほどきれいに作れるようになるのを知っているから。

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出来上がったケーキのおいしさは、辛い思い(辛くはないですw)をしてもおつりがくるほど。だからみんな、スパルタ系の指導にもついてきてくれるんですよねー。終わった後は楽しいおしゃべりで、なごみ時間を愉しみます。

日曜日から夏休みに入るのですが、あまりにも仕事がどっちゃり、休み明けも大変なので、ちっとも夏休みのワクワクになりません。まぁ、楽しいことしてるから苦ではないんですけど。私、ワーカホリックじゃないんだけどなー。