10月2日のレッスン「レモンのパウンドケーキ」
月始めのフランス菓子教室ステップアップコース。10月はレモンのパウンドケーキを作っています。
パウンドケーキはただ混ぜていくだけと思いきや、思わぬ落とし穴がありました。
初日のレッスンの時になんと私が失敗してしまったのです。
出来上がった生地がとろとろだったのでなにかおかしいと思ったのですが、焼いている時にぶわーっと膨らみ、そして凹みました。型から外すとぼろっと崩れました。
ひえー!こんなこと初めて。計量間違いかと思って確認しましたが、間違っていない。生徒さんたちのはもちろんきちんと出来てました。FBに書くとお友だちのパティシエ(パティスリーセレネー慎次シェフ)が「電話してー」と連絡をくれ、電話して「こうでこうでこうで。」と話すと「バターと砂糖を立てる時の気泡量の不足だろう。」とのこと。
そう言われて気が付きました。たしかにバターと砂糖を混ぜ込む時、魂がどっかへ行ってたのです。(まて)
そこの混ぜが足りないとこんなになるんだ!知らなかった…。(まて!!)
このエピソードをレッスンの時、生徒さんたちに話したら、みんな怖がっちゃって。笑
必死に混ぜてました。ちゃんと5回に分けて80回を守れば大丈夫です。混ぜ方の技術は皆さんしっかりしているから。
いやー、おそろしいですね。
でもきっとそこで失敗したことは何か理由があるんです。
身を引き締めて足元をちゃんと見なさいってことですね。
そんな失敗をしても、ニコニコなぐさめてくれる生徒さんたち。感謝です。