今をつなげると未来になる 30daysblog・day17

「大きくなったら何になりたい?」よく子どもに聞いていた。

将来何になりたいかと問われて育ってきたのでその感覚はごく自然なものだった。それが子育てをして、ゆとりど真ん中の息子にはいつまで経ってもなりたいものが見つからない。ちなみに26歳の今もそうだ。

ミサリングファクトリーに来ているほとんどの子はパティシエになりたいという目標があるけど、それは逆にレアで、ほとんどの子供たちが将来なりたいものがないということも知った。

それは「大人が子どもに(ああいう風になりたいな)と思える将来図を見せられないからだ!」と意気込んでた時もあった。

でも今は違う。将来のことよりも、今、自分はどうありたいかが大切なのだということを知ったからだ。それは子どもも大人も変わらない。

今、今、今。点を結んでいくと線になって、それは未来へと繋がっている。

今、ありたい自分でいたら、将来は必然的にありたい姿であるはずなのだ。途中外的要因による難所があっても、自分という軸はいつでも自分で作れる。

自分=職業ではないので、「将来何になりたい?」はまことにおかしな質問なのだ。

進路選択のためにまだ見ぬ先々を決めなくてはいけないので学生は本当に大変だと思う。そこは生きるためのテクで乗り切ってね。

では、わたしはどうありたいか。

他者を知り多様を認める人たちと一緒に仕事したり遊んだり笑ったり人生を語りあいたい。

そんな感じ。

あと毎日、本読んだり、漫画読んだり、絵を描いたりする時間を確保したい。

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