1月10日フランス菓子研究所「マニュ」

マニュ3日目。連日同じお菓子を作り続けるのって飽きるんじゃない?って思われるかもしれなけれど、わたしはお菓子を作ること自体に飽きたことないです。レッスンは最終日あたりになると「もう飽きた!」と言って生徒さんになだめられることがあります。笑

同じように作っていても生地の状態、表情が違うことがあります。その時の気温とか材料の湿度とか温度とか微妙なことが関係しているんでしょうね。

今日のフォンドマカロンは少しゆるく仕上がっちゃったなと思ったのですが、焼き上がりはきれいに紙から剥がれいい状態でした。お菓子はほんとに奥が深いなと思います。日々修行。

フードプロセッサーでアーモンドと砂糖を挽きます。今日はここで不測の事態発生。ローストアーモンドの挽きが甘く、クレームを絞る時に平口金に詰まって出てこない。ああ、聞いただけで怖いですね。フードプロセッサーを使うときは機械任せではなく途中何度か開けてムラを整えます。手間だけど大事。

クレーム・オ・ブールは、煮詰めたシロップを卵黄を紐を垂らすように加えていきます。シロップが飴化しないうちに手早く、なおかつ卵黄が煮えないように混ぜながら。これも慣れてしまえば何ということはない作業なんですが、慌てがち。

作業はいつもきれいに。終わったものは片付けてから次の作業へ。どのタイミングでなにを優先するのか頭で考えなくてもぱっと動けるようになるためには「型」を身につけるといいのです。


さて問題のアーモンドの粒が大きくて平口金に詰まってしまうと、ここで難儀します。クレームがきれいに出てこず思わぬところで手間取ってしまいました。でもこういうのも実体験することが経験値になるので良いと思いますよ。

フォンドマカロン3枚重ね。一番上にきれいなのを、ね。

冷やしかためたあと、バーナーであぶって型から外します。「バーナー怖い」という人が多いのですが、怖いとか苦手とか言うと余計やらされます。体育会系なので。慣れればよいのです。

粉糖をふってできあがり。きれいな層に仕上がってますね!

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