校内居場所カフェでアイシングクッキーイベント

NPO法人パノラマさんが運営する高校内居場所カフェ。たまにイベントのお手伝いに行ってます。

今回はバレンタイン前にアイシングクッキーをやりたいというリクエスト。

7日に神奈川県立田奈高校のぴっかりカフェにお邪魔しました。

ぴっかりカフェは週一回図書館を解放して開催しているカフェ。ドリンクやお菓子が食べられたくさんの生徒が集まり、ボランティアの大人たちとゆるやかな交友を重ねています。パノラマ代表の石井さんいうところの信頼貯金を貯めていくことで何かあった時に相談してみようと子供たちが思う関係性を築くことが大切といいます。

高校を卒業してから不安定な状況に陥る子供たちは年間15万人。困難を抱えた子どもは高校を卒業すると社会の闇に紛れ、引きこもりなどの問題か顕在化するのは20代後半だそうです。そうなってからの社会復帰はとても難しくなるため、高校という水際で引き止めようというのが高校内居場所カフェの取り組みなのです。

校内居場所カフェ事業についてはこちらをご覧ください。>校内居場所カフェ│NPO法人パノラマ

さて、そんなぴっかりカフェでの今回のアイシングクッキーイベント。

到着するやいなや、生徒たちがぱーっと集まって来て早速スタート。みんなとっても楽しみにしていてくれたのだとか。

アイシングクッキーって人気ありますねー。

小さな子も参加。

ミサリングファクトリーからは、フランス菓子研究所のみなこさん、たまちゃん、かよこさんかお手伝いに入ってくれました。お手伝いとはいってもほとんどやることはなく、生徒たちと一緒にアイシングクッキーを楽しんだり、終わってからは一緒にゲームをしたりとぴっかりカフェを楽しんできました。

一緒にトランプをした卒業生の男の子が「田奈高校は神奈川県で一番。最高の高校っす!」と話してくれました。

田奈高校の図書館は本当にすてきなところなのです。この雰囲気作りは司書の松田先生に拠るところ。久しぶりに行ってやっぱりいいなぁって思いました。こんなすてきな図書館がある高校は最高の高校ですね。

何かあった時にどこか信頼できるところを持ちたいのは子どもも大人も同じです。高校内居場所カフェがあることは、まだ社会との接点が少ない子どもたちにとってとても大きなことだと思います。

翌日(今日)は大和東高校のBorderCafeで同じアイシングクッキーイベント。こちらの分はあらかじめ作りパノラマさんに託してきました。

かなりの量のクッキーとアイシングの用意、フランス菓子研究所の生徒さんたちに少しずつお手伝いいただきながら準備しました。ひとりではできないことなのでみんなの協力があってこそなのです。みなさん、お手伝いありがとうございました。これからもよろしくお願いします。

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