7月6日フランス菓子研究所「レモンのバタームース」

レモンのバタームース、レッスン4日目。今日も本当に涼しい。最初の2日間は冷房を入れても暑かったのですが、今日はまったく冷房なし。助かります。

今月のフランス菓子研究所のレッスンでお出ししている梅ジュース。今年の南高梅で作ったのですがすごくおいしいと好評。はちみつが入っているような深い味わいです。入っているのは沖縄県産のきび砂糖のみです。ミントを入れるとさらにおいしい。和歌山県のみなべ町から毎年送っていただいている南高梅。今年も生徒さんと60kg。青梅と梅干用、皆さんとても喜んでいます。本当においしいです。

さてレッスン。

今日は学生vs大人(戦ってません)大学生になったみなほちゃんがフランス菓子で復帰してくれました。基礎がしっかりできているみんなが一斉に作業をする姿は本当に美しいです。

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きれいな絞り出しです。一定の厚みで絞るのと、左から右へ向かう絞りは難しいのです。動かすスピードと絞り出す圧のバランスが悪いといろんなことになります。練習あるのみです。

そしてバタームース作り。ここは毎レッスンほとんど写真がありませんが、写真撮ってる暇なんかまったくないのです。みんなが作っている間に、大量の準備と片付けをしていきます。

ムラングイタリエンヌはふたりひと組。時間と温度を管理しながら、まったなしで進めるので頭の中で進行を整理していないと難しい。お菓子とか料理とかってマネージメント能力つきます。

バタームースが出来上がったらあとは簡単。今日は3時間で終了。4日目ともなると初日より私の動きが効率化しているってのもありますが、やはり生徒さんの動きがスムーズなのです。フランス菓子研究所のレッスンは、自分自身と向き合う時間。指示がなくても聞かなくても自分の判断で動くことができるようになってほしいと思います。「スプーン出してもいいですか?」とか聞かれると怒ります。笑

包丁の使い方の指導。ミントを切っていますが、こういう細かく薄いものを切る時は包丁の先端ですっと引いて切ります。でもこういうのってどこでも教わらないんですよね。「今日伝えたよ」というと学生ちゃんふたりがはいと頷きました。

レッスンは、先生が教えるだけではなく、(こういうことがわからないんだな。)とか(こういうことを伝えたらいいんだな。)とか、先生も学ぶことが多いのです。自己研鑽できる教室業ってすばらしいなと思います。

ラスト1日。明日もお待ちしています!

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