鍋割山で鍋焼きうどん食べてきた
先週末、表丹沢の鍋割山へ行ってきました。
山は比較的よく行くのですが、実は高い山に登ったことがなく、唯一、昨年の岩木山も9合目までリフトで行ったくらいなんちゃって。下からちゃんと登るのは初めてです。
山部隊長の「大丈夫でしょ」という言葉を信じて初めての1000m級。
神奈川県は丹沢山麓という豊かな自然に恵まれており、山たくさんあります。鍋割山は西に位置する山。小田急線渋沢駅から大倉という山登りのスタート地点までバスで行き、そこから歩きます。
最初の1時間くらい林道を緩やかに上っていきます。
休憩。まだ林道だけど。あの高いところのもっと先に行くのだそうです。まじですか。登れる気がしないけども。
1時間半て書いてありますが、普通に歩く1時間半とはわけが違います。30分くらいがんばって登った!と思っても10分。…。…。
沢のせせらぎが気持ちよい新緑シーズン。天気は上々。
だがしかし、この後登る登る。景色を楽しむ余裕はありません。まだ着かないの!?
でも小さな子どもも登っていきます。トレイルランという信じられない人たちもいます。(走っている!)
がんばって登る以外道がない。がんばるしかない。
丹沢には貴重なブナ林が残っています。ヘロヘロなので写真取る余裕もありませんがこれだけは…。
登ること3時間半。頂上に着きましたーー。1272.5m
鍋割山の頂上はこんな感じで広場がありノンビリできます。もう降りたくない。ここで暮らす。
そして名物鍋焼きうどん!こんな山の上なので大したことないだろうと思ったら!本気の鍋焼きうどんです。おいしい。具だくさん。しかも1000円。こんな山の上でやすっ!
山頂には水がないので、下で登山客に運んでもらうためのペットボトルが置いてあり、体力のある人はそれを持って登ります。私にはとても無理なので辞退しました。元気な若者が2リットルを両手に持ち、途中で「こんなに持つんじゃなかった」とつぶやいていました。ご苦労さまです。みんながボランティアで水を運んでくれてこその鍋焼きうどん、ちょっと良い話しです。
天気よかったのですがガスがかかっていて富士山はうっすら。ちゃんと見えたら絶景ですねー。
相模湾方面。あまりに気持ちよくごろっとお昼寝。ずっといたかったのですが隊長から「下りるぞ」との指令が。「えー、やだ」と抵抗してみるものの夕方までに降りないと温泉に行かれないので渋々降りることに。
ところが3時間半で登ったので2時間半くらいで降りられるかと思ったら下りの方が時間かかりました。なぜか4時間もかかってもうひざががくがく。登山は登りより下りって言うもんね。
朝8時から登り、大倉に戻ったのが16時半。8時間半。山頂でゆっくりしてたら日が暮れてしまいました。やはり隊長に従ってよかった。
1000m級ハードだなぁ。月曜日に登った高尾山は550m。そのくらいでちょうどいいけど景色はやっぱり高い方がいいですね。
山に登ったら温泉入らないとだめです。帰りは東海大学前で途中下車し、秦野温泉へ。
階段降りられないくらい膝、腿、ふくら脛やられました。でも翌々日は今度はどこへ行こうかなーてくらい回復。懲りない
山を歩くと自然の中でなにかあったら頼れるのは自分というのを実感します。途中きつくてもやめることもできない辛さ。でもがんばったらちゃんと山頂にも着くし無事に下山も出来ます。元気でいられることに感謝。いつまでも山に登れるよう健康でいようと思いました。