毎年秋に、青森県の風丸農場さんから紅玉を送ってもらっている。

10月は毎年恒例、子どもたちにりんごの皮むきをさせているのだけど、”小さな子どもにもむきやすいサイズのりんご”を安定して調達するのはそこそこ大変で、2015年、森のイスキアを訪ねて青森を旅した時、ご縁で風丸農場さんを訪問して以来、毎年送ってもらっている。こちらの意図をわかってくださっているのでちょうどよいサイズのりんごをもいで（！）送ってくれるのだ。こんな贅沢なことってないよね。

そういう理由でミサリングファクトリーは毎年風丸農場さんからりんごを買うと決めている。

量は微々たるものだとしても継続っていうのはとても重要なこと。ひとりひとりが意思を持ってなにかを選択してるということが社会を作っているから。

子どもがお菓子を習いたい！と、ミサリングファクトリーでお菓子を習っているという一見受け身の行動も経済を動かしている。

子どもたちに美味しいりんごを知ってほしい、本物を作ってくれる生産者さんから購入したいという私の意思をのせて経済を動かしている。そう、小学生のあなたも世の中を回しているのですよ。

そんな風に考えると、普段何かを買う時もっと楽しくなるかもね。

「わたしのお金はこのひとに使いたい！」たくさんの子どもがそんな風に意思を持ってお金を使ってくれたら世の中楽しくなりそう。

ミサリングファクトリーの子どもたちはほんとにみんなしっかりして頼もしいから、いろいろ期待しちゃう。

そして、今年のような状況下でも会員さんがひとりも辞めることなく、ミサリングファクトリーには行きたい、行かせたいと通ってくれている。その意味と重さをあらためて感じるのです。

今日はOG会。稲村ヶ崎「虹」さんへ。こちらもささやかながら私が応援したいお店。台風であいにくの荒天だけれどもひとりも欠席することなく行ってきます。