愛を告白する日から友チョコへ。今どきのバレンタイン事情
こんにちは、横浜のお菓子教室ミサリングファクトリー松本です。
今日の横浜は快晴!真っ白な富士山や丹沢山麓も見えて本当に気持ちの良いお天気です。
さて、明日はバレンタインデーですね。ここ数年でバレンタインデーが大きく変ったことを皆さんはご存知でしょうか。
バレンタインデーとは、
以前「女性が男性に愛を告白する日。with チョコ」
今 「女子同士で手作りのチョコを交換する日」いわゆる友チョコ
いつからこうなったんでしょう?
昨日おやつファクトリーの生徒たちに聞いてみました。
「昔はバレンタインに女の子が好きな男の子に告白する日で、ホワイトデーはそのお返しをする日だったの。知ってる?」
高校2年生「小学校低学年の頃はそうだったのを覚えている。」
中学生ちゃんふたり「そういうのを聞いたことはある。」
小学6年生「聞いたこともない。知らなかった。」ちなみに「(告白するのは)体験学習の日」だそう。
「好きな子にあげるってないの?」
「付き合ってる子はあげている」
「みんなに配ってその中に好きな子がいるっていうのはあるけど、特別なチョコをあげたりはしない」
男子はバレンタインデーにモテ度を測られなくなりました。みんな貰えませんから
ここ10年くらいでの変遷のようです。ポイントは”手作り”。そしてチョコに限らないようで他のお菓子もありだとか。
そういう中・高校生時代を過ごした子がすでに社会人となっており、職場でも友チョコが広がり始めています。
一方、相変らずデパートが仕掛けるチョコレート催事は大盛況。
でもこの時期、高価なチョコレートを買っているのは、チョコレート愛好家が自分のためにというのが多いようです。あとは営業ウーマンとかお返し目当てでチョコレートをくれる部下とか。
もちろん、今も男性にチョコをプレゼントする女性は多数派だと思いますが、「高価なチョコレートの味を分からない人にあげても仕方ない。自分で食べる」という話をよく聞きます。あと10年もすると友チョコ世代が多数派になり、バレインタインはいっそう違うものになっているかもしれませんね。
そうそう、ではホワイトデーはっていうと、バレンタインのお返しをするのではなく、バレインタインと同じなんです。バレインタインはバレンタインで完結し、バレンタインに出来なかった子はホワイトデーにするんだそうです。ややこしいですね
ex)バレンタインは試験前でお菓子が作れなかったから、私はホワイトデーにあげるね。みたいな。
バレンタインは企業が仕掛けたもので、友チョコは消費者が作った文化、っていうとこはおもしろいし、手作りするというところもとてもいいな、って思います。
■中学生・高校生のお菓子教室おやつファクトリー