ミクロでの自粛とマクロからの自粛要請

桜が例年よりだいぶ早く咲きほころびはじめました。今日も、気持ちの良いお天気でしたね。そんな春の日だというのに世の中はなかなか不穏です。昨日の東京都に続いて本日（3月26日）神奈川県も「今週末の外出自粛要請」が出ました。

心がざわざわしている方も多いのではないでしょうか。さてどうしましょう。

”自粛”って平たく言えば自分で決めてねってことですよね。

私も（教室、どうしよう）と心穏かではいられず、どう判断するべきか悩み、ここ数日ちょっと参ってました。自分で決めるってすごく大変なことです。

未曾有の事態。でも目的は「コロナウイルスが急速に広がることを防ぐ」ということですよね。あまりにも色んな情報と人の声が錯綜するため、うっかりすると軸がずれていきます。

コロナ流行ってるからって人体のスイッチを切って冬眠に入ることはできず、私たちは生活を続けています。それはリスクはゼロにならないということでもあります。だから、どこで折り合いをつけるのかをひとりひとりが考えるしかない。

ある人にとっては土曜日に行く釣りことがご飯を食べるよりも重要なことかもしれない。

ある人にとっては釣りは今度でもいいけど、日曜日に恋人とご飯を食べに行く約束は最優先事項かもしれない。

なにを自粛するかは個々が決めること。この状況下、外部がそれはいいとかだめだとかいうことではないと思います。個人でできることは、コロナウイルスに感染したり、感染させたりしないことを意識して、普段より慎重に行動をすることでしょう。

一方、行政府。ロックアウトのような強制はなるべくしたくない。とはいえ国民ひとりひとりの事情に沿うことは不可能。色んな人がいます。複雑な諸事情も絡みます。今は「今週末はなるべく外出しないでね」と言うしかなかったのだろうなと私は解釈しています。

それを単に「外出するな」と受け取るのはちと違うように思うのです。

マクロであればあるほど決定が難しくなるため、大きな商業施設は「営業やめておこう」となり、それをうけると、うちはやってもいいのかな、休んだほうがいいのかなと考えてしまいますが、「うちはやるよ」という判断があってもいいのではないでしょうか。行く行かないを決めるのはお客さんです。

そんなこんなを考えて、ミサリングファクトリーはいつも通り開きます。うちは会員制コミュニティです。みんなもストレスたまるでしょうし不安もあるでしょう。そんな中、いつものみんなと会って話すってとても大事なことだと思うのです。311の後もそうしたように、いつもの場として開けておきます。ただ、出掛けたくないという気持ちの方はお休みしてもらって構いません。

今後事態の進行によっては横浜もロックアウトになる可能性はありますが、これが、ここ数日考えて出した今の私の答えです。

世界中が、未知の中を手探りで一生懸命決めているので、たとえ誰かに間違った判断があったとしても責めたりはせず、私たちも自分は何をするべきなのか意識をもって行動していきましょう。

まぁ、日本政府の和牛やお魚の商品券はどうかと思いますけどね。笑

私が今心がけているのは、外出時のマスク、手洗い、感染しやすい状況のところへはできるだけ行かない、です。体調は大変よいし（久しぶりに検温したら34.6度でそれもどうなのかと思います…）お出掛けも気をつけて少しはします。いつも通り仕事もお絵かきもしてますよ。

今年は崩壊と解放の年。新しい時代への変化をみんなで乗り越えていきましょう。