8月7日フランス菓子研究所「ポ・ド・クレーム・ドランジュ」

今日はまた一段と暑い夏日となりました。8月のフランス菓子研究所ラストレッスンです。

4人でカセットコンロをつけると、スタジオ内がもわんとします。暑いです。

出来上がったクレーム・ドランジュをデザートカップに入れます。小さなところに入れるのは難しいことです。こぼさないようにカップのまわりを汚さないように。

クレーム・ドランジュを冷やしている間にオレンジソースを作ります。

このソース、100gのオレンジジュースを50gに煮詰め、フレッシュのオレンジジュース50gと混ぜたものを使います。
あこちゃんが「最初から全量を濃縮したら?」と。
確かに、100gで150%果汁を作ればよいと考えると、150gを100gまで煮詰めたらよいと思います(計算した)。
ただ、こういうパターンはのよくあって、果汁のフレッシュさも出したいから、濃縮したのとフレッシュなジュースをブレンドするんですよね。どのくらい味の差が出るのかは不明ですが。

昔、ある豚汁のレシピで、煮込み用の味噌と仕上げに風味を出すための味噌を入れるという二段方式を知って「なるほどーー」と思ったことを思い出しました。

ということで、研究所の皆さん、やってみてください。

そしてフルーツカット。今回のマンゴーはパキスタンマンゴー。
タイ→メキシコ→パキスタンときました。わたしはタイが一番好きかなー。食べ慣れている味だからかもしれません。

赤みにはピンクグレープフルーツを使いました。酸味があるのでピンクグレープフルーツが合いましたよ。

これで8月のフランス菓子研究所のレッスンが終了しました。来月は「ポルボロン」です。