8月1日フランス菓子研究所「ポ・ド・クレーム・ドランジュ」

今日から8月です。昨日までも暑かったけど今日は暑さが違う感じがします。夏、本気出してきましたね。1日から早速レッスン。

今月作るのはこちらのお菓子。ポ・ド・クレーム・ドランジュ。ポはpot、フランス語で壺(ポット)です。壺に入ったオレンジクリームという意味。壺じゃなくてもいいんです。ちなみにポトフはポ・ト・フー(pot au feu 炎の上の壺)なんですね。関係ないです。

今日みたいに暑い日は、こんな画像を見るだけで「おいしそう〜」となります。「チョコレート系は食べたくないよね。」なんて生徒さんたち。乳製品なしのさっぱりとした味わい。

作り方はクレーム・パティシエール(カスタードクリーム)の要領なのでみんなよく知っているやつです。今回は銅ボウルではなく銅鍋で作ります。パティシエールよりゆるい仕上がりです。

熱々なので、少し生地温度を下げてからデザートカップへ。ひとつ約65g。
ハーゲンダッツは何グラムだったっけ?たしか65gじゃなかったかなと言ったのですが違いました。110ml。重さは105gみたいです。大変失礼しました。

冷やし固めている間に、上にかけるオレンジソースを作ります。オレンジジュースを半量に煮詰めるという工程があります。今回はとても簡単なのでここもやってもらおうかなと思ったのですが、みんなで長時間オレンジジュースを煮詰めていると多分スタジオ内の気温&湿度が大変なことになって倒れるわと思い、ここは仕込みにしました。ちなみに900g→450gにするのに約30分かかりますからね。ここでみんなが(仕込みで正解)と思っているのが伝わってきます。

それからフルーツカット。マンゴーとオレンジをカットして用意します。

赤みが入った方が良いので冷凍ベリーを用意してみたところ大正解ですね。きれいです。ミントはうちのベランダで育っているものです。長雨日照不足であまり育っていませんでした。全レッスン分足りるかな。家にミントある人は持ってきてくれてもいいです。

さわやかなので画像たくさん貼っておきたくなります。

皆さんに蓋(がある人は)の持参をお願いしました。直径60mmプリンカップの蓋があったらお持ちください。こんな感じ。上にフルーツがたっぷり乗るので落し蓋(下に凹むもの)じゃない方が良さそうです。無ければラップをしてもらいますので大丈夫です。

上にかかっているオレンジソースがいい仕事をしています。おいしいです。ほんとに。

レッスンは2時間くらい。ゆっくり試食タイムを取っても13時前に終了しました。
暑いですからね。8月はぼーっとした頭でも作れるお菓子です。今月は気軽にお越しください。笑

持ち帰り用容れ物のサイズ確認、それからオレンジソースを入れる容器お忘れなく。
明日もお待ちしています。