6月1日フランス菓子研究所「ギャレット・ノワ」

6月が始まりました。フランス菓子研究所今月は焼き菓子を作ります。

生地は混ぜていくだけなので簡単。といっても1,000回以上混ぜますが。
ていねいにていねいに混ぜ込むことで繊細な味わいになります。
また仕上がりの生地温度も大事。生地はバターが入るので最初はゆるめるために室温にしますが、粉を混ぜるタイミングで冷たいボウルに入れ替えます。もちろん粉も冷やしておいたものを。そこから手早く仕上げることも大事です。時間がかかると生地温度があがってしまい、まとめにくくなります。

とまあ、そういうことを当たり前にやるのが技術です。

適切な生地温度ならベタつかずまとめることができます。
かなりの量なのでふたつに分割してラップに包みました。こちら持ち帰り。
だいたい30個分です。明日家で仕上げてください。

続いて、仕込み済みの生地を使って成形・焼成です。
これが案外難しくて、こちらも、伸しと成形の技術が必要です。
生地が固くてべたつきます、ってややこしい。つなぎが卵黄のみなので割れやすいのです。これも時間をかけずにどんどん抜かないとぐちゃぐちゃになる系。

焼き上がりを見聞するツートップ。レシピ上は13−14分ですが、13分で焼くと一部焦げるため、「12分でいいかも」が申し送り。高温でさくっと焼くのです。

フランス産くるみ、スペイン産アーモンド、黒糖。おいしくないわけがない。立地なガレットなのであんまりいっぱい食べない方がいいかも。

今日は焼き菓子まつり。あれ、ガレット焦げてるな…。
6月21日にクローズする上大岡のブルーヘブンさんの焼き菓子を買ってきたのでみんなでちょっとずついただきました。最後のレッスンまでなかったらごめんね。

洗い物も少ないので、2時間で終わるレッスンです。
残りは宿題。家で仕上げてくださいねー。生地を忘れずに持ち帰りです。笑