3月23日キッズファクトリー「苺とホワイトチョコのババロア」

昨日から10℃以上気温が下がった本日。キッズファクトリー(小学生・中学生のお菓子教室)のレッスンです。

お菓子教室なんだけど、学ぶことがたくさん、はじめて経験することもたくさんあるのです。
たとえば今日は9名の大人数。調理台をどう使うといいか、なんてことも考えてほしいですね。最初みんなぎゅっと一辺に並んでいて、横が広々空いています。だんだん最初は「狭いからもっと広がって」という声がけをしますが、慣れてくると「こっち側にいく」とか考えて動くようになります。

自分の意思と判断で行動することを身に着けてほしいのです。なんでも先生に聞かない。「これかたづけますか?」という質問には「どう思いますか?」と返し、自分で判断させるようにしています。

粉ゼラチンがふやけたり溶けたりするのを見たり。チョコレートの性質を考えたり、今回は覚えてほしいことがたくさん。

生クリームを温めた鍋を触ってしまって、大泣きしてしまったKちゃん@1年生。落ち着いたときに「どこを触ってしまった?」と聞くと「持つところをタオルでもって、こっち(鍋のフチ)の方に触れてしまった。」とちゃんと説明してくれました。状況判断ができると次の時の対策になります。えらい。
大泣きしていたのだけど、「椅子の方へ行って休む?」と聞くと「ううん」と。指を冷やしながら、ペアのお姉さんがやってくれているのを隣で立って見学。痛みが収まって落ち着いたら自分で現場復帰していました。子どももみんな自立心があります。子ども自身がどうしたいかを尊重することを心がけています。

今日難しかったのはここ。プリンカップにババロアを入れるところです。こぼさないように入れる。デモを見ながら「簡単〜」と子供たち。「いやいや、やってみるとこれが大変なんだから。」。実際にやってみて本当に四苦八苦していました。小さな容器に容器より若干大きなスプーンで入れていく。これはできないですよ〜〜。今日一番時間がかかった工程です。まわりにこぼす、古布で拭き取るでだいぶ減っちゃったね。古布のゴミが大量に出ました。

ゴミが出ないように作ることも大事。きれいに作れるようになってください。

洗い物もてんやわんや。ちゃんと洗えてない。すすぎができてない。で今日は怒られました。洗い物もなんとなくやるのではなくて、「使った道具をきれいにすること」が目的。きれいになっていなかったら洗ったことにはならないのです。ちゃんと洗いものができるようになるのも大事なこと。

9人分の苺ババロア。壮観です。
明日も同じレッスンです。