3月3日フランス菓子研究所「タルト・フリュイ・セック」

今日は先週の暖かさが嘘のように寒い花冷えの日曜日になりました。
タルトの生地を作るにはちょうどいいか。。

角材、ハサミとおいてあるものが「工作みたいですね。」とのんちゃん。そう言われてみれば本当に。

はさみでタルトリングから5〜10mmの高さで生地を切り揃えます。

続いてドライフルーツのカット。

生地を休ませている間に、生地の仕込み、空焼き、ドライフルーツのカットなどの工程を同時進行でやっていきます。やることは簡単なのですがタイミングが重なったりするのでちょっとバタバタ。

特にこのタルトストーンの扱いの部分は神経を使います。「ていねいに落ち着いてやる」をいつも通りに。お菓子作りは一瞬の気の緩みが失敗に繋がるので気を抜かないでやらなくてはいけません。

生地が崩れるとか流し込んだアパレイユが流れ出すとかの失敗はリカバリーやあと片付けがとっても大変になり、ストレスになります。なのでひとつひとつの工程をていねいに仕上げていくことがとっても大事なのです。

生クリームと蜂蜜を煮詰めています。これ、吹こぼれたいろんな意味ですごい大変なことになるので、気をつけて作業しています。

空焼きしたタルトにドライフルーツを敷き込み、煮詰めたアパレイユ(流し込むもの)を入れてオーブンへ。

出来上がりはふつふつしているのでもうグラタンにしか見えません。

生地は1台分持ち帰り。みんな「なににしよう?」と言ってますが、タルトフリュイセックにする人はどのくらいいるでしょうか。
次のレッスンは水曜日です。お待ちしています。