5月8日フランス菓子研究所「マーブルのパウンドケーキ」│お菓子教室

マーブルのパウンドケーキのレッスン、今週もスタートです。

今日は先週と打って変わって寒い。バターを火に当てて緩めながら混ぜていきました。

固いと混ぜにくいので充分緩めて混ぜます。特に2本分を作る時は重いので緩めた方が楽。

ただひたすら混ぜるだけの行程ですが、気温が高い時、低い時、生地の状態に合わせて判断をします。お菓子作りと気温は密接な関係があります。

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そして最後のマーブル模様。ここが今回のレッスンの最難関。フランス菓子教室 マーブルのパウンドケーキ

とはいえ、普段やっている技術です。きれいにまとめる。生地を無駄に動かさない。手数少なく生地を入れる。これだけのことなのですが、結構なレベルの技術。長く通われている方は難なくやっちゃいます。フランス菓子教室 マーブルのパウンドケーキ

結果、マーブルの出方がいろいろ。
チョコレート生地と白い生地がしっかり分かれているとこんな感じ。生地をたくさん触ってしまうとモアレのような模様になります。フランス菓子教室 マーブルのパウンドケーキ 今回はみんな断面図の写真を送ってくださいね〜。

先日の周年祭で古道具のチャリティバザーをしてくださったいちかわさんのお話。

子供たち(うちの生徒さんたち)が道具を見に来て触っている様子を見て驚いたとのことです。

「しっかり腰から道具を使うことが身についていますね。」

子供たちは意識せずにしていると思うのですが自然に型が身についているというのです。技術ってみんな型が大事。体の重心をしっかり置くことはどんな作業にも共通して大切なことですが、お菓子作りをしながらそういうことが身についていくのですね。

ちゃんと立てない子も多いので、調理台に肘をつかない、寄りかからない、足を肩幅に開いてしっかり立つ、こんなことをよく言ってますが、大事なことなんだなぁとあらためて思いました。

大人の生徒さんがこうして子供を見守ってくれていて、そして自分も意識しないとと感じる。こんな流れもとてもいいなと思いました。

いちかわさん、すてきなお話をありがとうございました。